平成18年(西暦2006年)3月卒業・修了(西川研7期生)
各々の特徴を卒業前に紹介しあってもらったところ、以下のようなコメントでした。
学部4回生 坂本美由紀
『坂本さんは、料理がとても上手で、お菓子を作ってきてくれたりもします!ほんとに癒されました。実験や勉強も、誰よりもしっかりと計画的にこなしていたと思います。きっと、頼れる栄養士さんになることと思います。そんな坂本さんも、お疲れの時は、タオルを顔にかけて上を向いて寝ていることも・・・!その姿はかなり印象的でした。』(安井 談)
学部4回生 法橋朋子
『みんなからチャイというあだ名で親しまれています!!ただし、彼女には『クラッシャー』という別の名前があり、その名の如く、あらゆるものを・・・とにかく数々の伝説を西川研に残しました☆(まさかレンジのターンテーブルまで割るなんて・・・)時には実験でもハプニングがありましたが、私が忙しくて手伝ってほしい時も快く引き受けてくれて、大変お世話になりました!また、彼女には、負けず嫌いの一面もあり、有川さんとの料理対決をしたこともありました!このように、チャイは、西川研のムードメーカーとして大活躍し、私たちにいつも笑いと元気を与えてくれました。』(芳村 談)
学部4回生 安井智佳子
『バスケを愛するアクティブな女の子。研究熱心で頑張り屋さんな女の子。基本的に気遣い屋さんなのに、そこは言っちゃダメってとこを的確に突いて来る鋭さも隠し持ってる女の子。今はやりの甘辛Mixの女の子。今思えば研究室では私のお守り役だったような気がします。有難う”ちかおさん”そしてこれからもよろしくね”ちかおさん”』(法橋 談)
修士課程 芳村文奈
『芳村さんは、土日も休みなくハードに実験をされていたと思います。修士2年間本当にお疲れさまでした。とても優しくて話しやすい方なので、私の下らない話を聞いてもらったり、時には進路の悩みなどを聞いてもらったりと、お世話になりました。そして、忘れてはならないものが「カラオケ」だと思います。その歌声(?)は一言で言うと・・・衝撃的!!』(坂本 談)
博士課程 中村寛海
『中村さんは社会人ドクターとして、研究所に勤務しながら、西川研でリステリアについての研究を行い、今年の三月に卒業なさいました。実験をとても熱心に取り組んでおられ、知識・経験も豊富なので、みんなから頼りにされていました。また、とても優しくて心の広い方で、僕がお酒の席などでいろいろと迷惑をかけてしまったときも、いつでも聖母マリアのような笑顔で許してくれました。永遠のアイドルみたいな存在です★』(M2池田 談)
Congratulations! 後列右から法橋・芳村・坂本、中列左は安井。席を連ねて学んだ山口研のメンバーと共にスマイル。
1年間の卒論研究ご苦労様でした
Congratulations! 働きながら学位を取ったD3の中村さん。博士課程の厳しさは、学部や修士では分からないかもしれませんが、それだけに価値のあるものなのです。おめでとうございます。
2005年度、思い出のシーン
2005年の研究室を支えたメンバー
恒例の山口研との合同歓迎会。右から修士1年の日髙さん、4回生の坂本さん、法橋さん、芝池さん(山口研)、修士1年池田君、博士3年有川君、修士2年芳村さん、山口教授と私。他に4回生の安井さん、博士3年のメラージュ君と中村さん、総勢9名の学生・院生が今年の仲間。
修士1年生となった日高さん。期待していますよ!!
オープンキャンパス
賑やかな研究室内。展示内容や説明など、学生と院生がすべて企画、実施しました。
2005年9月5-8日 アワジ国際免疫・感染症フォーラム出席・発表
引き続き9月9-11日岡山県湯郷から兵庫県生野銀山へセミナー旅行
釣り、ハエ叩き(バトミントンだそうです)、競艇、テニス、マレットゴルフ、アームレスリング・・・、卒業生の星野さんと藤井君も参加して、いつもながらのアクティブなスタッフの企画でフラフラにされるセミナー旅行ですが、温泉と高原で流れ星を見ながらのBBQなど、命の洗濯もさせていただきました。
生野で宿泊したホテルカッセル
金沢で開催された食品微生物学会で講演する日髙さん
学会の帰りに立ち寄った永平寺と東尋坊
学生と院生による2005年度の学会発表リスト
|
- 有川健太郎、Ismail Mustafa Meraz、西川禎一、小笠原 準、長谷 篤.Afa遺伝子を保有する運動性分散接着性大腸菌のCaco-2細胞へのIL-8産生誘導機構、第78回日本細菌学会総会、平成17年4月3-6日 東京 p.160
- 星野香織、西川禎一.食中毒細菌感染モデルとしての線虫(Caenorhabditis elegans)の利用、第78回日本細菌学会総会、平成17年4月3-6日 東京 p.164
- 戸嶋ひろ野、小笠原 準、長谷 篤、正木春彦、西川禎一.腸管出血性大腸菌O157:H7の増殖を抑制する腸内細菌のヒトにおける保有率とその抑制物質の同定、第78回日本細菌学会総会、平成17年4月3-6日 東京 p.167
- 星野香織、池田高紀、西川禎一.線虫の寿命と感染抵抗性に与える食餌の影響、第59回日本栄養・食糧学会大会、平成17年5月13-15日 東京 p.119
- Hirono, T., Yoshimura, A., Hachio, M., Ikemoto, Y., Ogasawara, J., Hase, A., Takahashi, K., Masaki, H., and Nishikawa, Y.
(2005) Prevalence of colicinogenic bacteria that inhibit growth of enterohemorrhagic
Escherichia coli O157 in humans and the influence on pathogenicity of O157.
The 5th Awaji International Forum on Infection and Immunity, Hyogo, Japan,
Abstract: 72.
- Nishikawa, Y., Ikeda, T., Hoshino, K., Sakamoto, M., and Yasui, C. (2005) Fermenting bacteria enhance host defense and longevity of Caenorhabditis
elegans. The 5th Awaji International Forum on Infection and Immunity, Hyogo,
Japan, Abstract: 73.
- Arikawa, K., Meraz, I. M., Nishikawa, Y., Ogasawara, J., and Hase, A. (2005) Interleukin-8 secretion
by epithelial cells infected with diffusely adherent Escherichia coli possessing
Afa adhesin-coding genes. The 5th Awaji International Forum on Infection
and Immunity, Hyogo, Japan, Abstract: 77.
- 戸嶋ひろ野、芳村文奈、蜂尾美佳、池元由紀子、小笠原 準、長谷 篤、高橋喜治、正木春彦、西川禎一.腸管出血性大腸菌O157の増殖を抑制するコリシン産生菌のヒトにおける保有率とO157の病原性発現に与える影響、第9回腸管出血性大腸菌感染症シンポジウム、平成17年6月23-24日 盛岡 p.27
- 菊﨑泰枝、戸嶋ひろ野、西川禎一、尾立純子. 給食経営管理実習における衛生管理に対するHACCP教育の効果について:調理過程における一般生菌数の推移と作業動線の実態調査から、日本調理科学会平成17年度大会、平成17年9月13-14日 新潟 p.96
- 芳村文奈、戸嶋ひろ野、小笠原 準、長谷 篤、正木春彦、西川禎一.腸管出血性大腸菌O157の志賀毒素産生に及ぼすコリシンの影響、第58回日本細菌学会関西支部総会、平成17年10月29日 神戸 p.33
- Meraz, I. M., Arikawa, K., Nakamura, H., Ogasawara, J., Hase, A., and Nishikawa, Y. Association of IL-8-inducing
diffusely adherent Escherichia coli with sporadic diarrheal patients less
than 5 years of age in Osaka City, Japan 第58回日本細菌学会関西支部総会、平成17年10月29日 神戸 p.35
- 日髙あゆみ、渡部裕美、河村麻紀、高鳥浩介、西川禎一.レタスの腸管出血性大腸菌O157汚染に対する各種殺菌料の効果と適用方法の検討、第26回日本食品微生物学会学術総会、平成17年11月10-11日 金沢 p.100
- 芳村文奈、戸嶋ひろ野、蜂尾美佳、池元由紀子、小笠原 準、長谷 篤、山本 俊、正木春彦、西川禎一.腸管出血性大腸菌O157の増殖を抑制するコリシン産生菌のヒトにおける保有率とO157の病原性発現に与える影響、第26回日本食品微生物学会学術総会、平成17年11月10-11日 金沢 p.105
- 中村寛海、長谷 篤、小笠原 準、石井営次、西川禎一.スモークサーモン製造施設から分離されたListeria monocytogenesのバイオフィルム形成について、第26回日本食品微生物学会学術総会、平成17年11月10-11日 金沢 p.35
- 東 鋭明、菊﨑泰枝、谷口摩弥、日髙あゆみ、西川禎一、中谷延二.オオタニワタリ(Asplenium antiquum)に含まれる成分の構造と抗菌活性、第10回日本フードファクター学会、平成17年11月23-25日 岡山 p.103
- 安井智佳子、池田高紀、星野香織、宮本比呂志、光山正雄、西川禎一.リステリアおよびレジオネラに対する線虫の感受性、第79回日本細菌学会総会、平成18年3月29-31日 金沢 p.56
- 芳村文奈、戸嶋ひろ野、小笠原 準、長谷 篤、正木春彦、西川禎一.腸管出血性大腸菌O157の志賀毒素産生に及ぼすコリシンの影響、第79回日本細菌学会総会、平成18年3月29-31日 金沢 p.121
- 有川健太郎、メラージュイスマイルムスタファ、小笠原 準、長谷 篤、西川禎一.Afa遺伝子の有無とIL-8誘導性に基づいた分散接着性大腸菌の病因学的考察、第79回日本細菌学会総会、平成18年3月29-31日 金沢 p.121
|
平成17年(西暦2005年)3月卒業・修了(西川研6期生)
各々の特徴を卒業前に紹介しあってもらったところ、以下のようなコメントでした。
学部4回生 池田高紀
とにかく野球、阪神が大好きという印象が強烈ですが、高い所と水のなかが嫌いという(彼曰く、地に足がついてないのは嫌とか)意外とナイーブな所もあるようでした。そんな彼はよく研究室のメンバーに色々な心配をされていましたが、いつの間にかクリアしていて、要領が良いのか、影の努力が素晴らしいのか、決める時にはきちっと決め、密かに感心していました。また、自己紹介で印象的だった、「人と人との縁を大切にする」という彼の信念(?)の表れでしょうか、いつもさりげない気配りで研究室を支えてくれていました。(得田 談)
学部4回生 得田佑香
歌がうまい、カラオケ好き、着物も浴衣もドレスも何を着てもよく似合う、毎週金曜にはスポーツジムに通いストレスを発散!4回生3人のなかではダントツで優秀、非常にしっかり者だけど、ダイエット中でも甘い誘惑に弱くて、酔うとおもしろい(泣きながら笑う。信号機を見て「イルミネーションみたい!きれ~い。あははは・・」)!!(日髙 談)
学部4回生 日髙あゆみ
北九州育ちのアクティブガール。とてもしっかりしているが、ときたま天然ボケな行動をしてちゃめっ気をみせる。そして梅酒をこよなく愛している。(池田 談)
修士課程 戸嶋ひろ野
頭の回転が速くて、しゃきしゃき行動する、そして研究に対する情熱が素晴らしい人でした。私に足りないものをたくさん持っていて、密かに尊敬してました。たとえ自分が忙しい時でも、決していやな顔ひとつしないで親切丁寧に実験を教える後姿には頭が上がりません。きっと人一倍研究室のことを考えてくれていたと思います。料理上手で、素晴らしいリーダーシップを発揮して飲み会やお祝い事ではみんなをまとめてくれました。そんなひろのですが、研究室で夜遅くまで残っている時には突然壊れだして面白い一面も覗かせてくれました(時々びっくりするようなことも・・・)。(星野 談)
修士課程 星野香織
西川先生をはじめ先輩からは「ほっしゃん」という愛称で呼ばれますが、ピン芸人のほっしゃんに芸風が似ているからではありません。織姫の祠を祭る「星野家」に生まれた故の愛称で、織姫を現代に甦らせたような美しい女性です。細やかな気遣いと責任感の持ち主で、とても頼りになる存在でした。楽しいゼミ旅行を計画してくれたり、スイミングやテニス、時には祇園祭や天神祭りに連れて行ってくれたりと、持ち前の明るさと積極性を発揮して研究室をいつも楽しくしてくれるので、彼女の周りには笑顔が絶えません。研究活動では、2年間という短い間にバリバリと実験をこなし、西川研線虫班のパイオニアとして後輩たちの道しるべになりました。ただ、たまにケガをして先生を心配させることもありましたが…最近は大丈夫でしょうか。(戸嶋 談)
Congratulations!向かって左に戸嶋、右に星野
修士の苦労は、学部の卒論の比ではなかったと思います。ご苦労様でした。
Congratulations! 向かって左から、日髙・池田・得田
1年間の卒論研究ご苦労様でした。
2004年度、思い出のシーン
2004年の研究室を支えたメンバー
恒例の新歓BBQパーティーのシーンから
テーブルを囲む学生達。左から修士2年の星野さん、メラージュ君の奥さんのティナさん、激励に来てくれた2002年卒業のOG池元さん、他大学から修士1年に入学した芳村さん、バングラデシュからの国費留学生で博士課程2年のメラージュ君、4年生の得田さん。
左から4年生の日高さん、激励に来てくれた2003年卒業のOG園さん、修士2年の戸嶋さん。あいにく4年生の池田君は所用のため欠席、今春卒業のOG渡辺さんがせっかく激励に来てくれたのに写っていませんでした。ゴメン。
ランプに灯がともり、ワイワイガヤガヤ今年も近所迷惑なBBQの夜は更けていく。右端は博士2年の有川君。
他に、社会人博士課程1年の中村さん、企業から派遣されている客員研究員の鶴田さんと植中さん(当室の卒業生)が在籍。
以上11名が今年の戦力。私は戦力外。
2004年8月11-12日 福井県小浜の国立若狭青少年自然の家にセミナー旅行
異常気象のためか、例年より早いクラゲの大量発生で、チクチクやられながらも元気な学生・院生・留学生
シュノーケリングやフィッシングの後は薪を燃やして炊飯そしてBBQ。
日本海に沈む夕日に乾杯!この日の夜は流星が大発生、感動しました。
ロッジで二次会
翌朝は、いきなりフィールドアスレチック
疲れた後は昼食に鰻丼、香ばしい匂いがたまりません。
三方五湖ドライブウェイを走り、素晴らしい景色を堪能して家路につきました。
以上、2004年8月11-12日
福井県小浜の国立若狭青少年自然の家にセミナー旅行のハイライトシーンでした。
クリスマスパーティー! 忘年会?
とにかく、これだけのもてなしを引き受けてくれた我が愛妻の献身に感謝します。
平成16年(西暦2004年)3月卒業・修了(西川研5期生)
学部4回生 小山知香
前年の園の後をついで、リステリアの工場汚染調査を続けました。エネルギー一杯のような、控えめなような。僕の指導力では物足りなかったところがあったのかもしれないなーと、少し心残りです。病院の管理栄養士として働いています。
学部4回生 渡部裕美
料理も上手で優しくて・・・。当研究室周辺の男子学生の間では「お嫁さんにしたい人のNo.1」だったとの噂も聞かれます。前年の河村の後をついで、野菜のO157汚染を非加熱除去するにはどうすれば良いのか実験してもらいました。難しいテーマで未だ答はでていませんが、じっくり取り組んでくれました。保健所の管理栄養士として、栄養相談などに元気に活躍しています。
修士課程 藤井 孝
食品栄養科学科に来たからには是非挑戦したいと、私が研究所員だった頃から考えていた免疫栄養学の実験を担当してもらいました。好中球(侵入してきた微生物を食い殺して私達の体を守ってくれている細胞)の機能が、栄養成分によって変化するかどうかを調べました。研究室にとっては新しい仕事なので、実験系を無から組み立てていく必要があり、苦労も多かったかもしれませんが、なんとか乗り切ってくれました。食品会社の研究所で働いています。
以上、(文責 西川)
ご卒業おめでとう。向かって左に渡部、右に藤井。
2003年度、思い出のシーン
恒例の「団結バーベキュー大会2003」 から思い出のシーンを
左から、バングラデシュからの国費留学生Meraz君(博士課程1年)、4回生の渡部さん・小山さん、修士1年の戸嶋さん。
左から博士課程1年の有川君、修士2年の藤井君。
夜更けまで、えんえん続くよBBQ
2003年5月福岡で開かれた 栄養・食糧学会総会出席の途上、修士1年の星野さんと。
2003年8月4-5日 京都にセミナー旅行
2003年8月4日京都へ研究室旅行。清水寺から大原三千院へ、冷夏なのにこの時だけは真夏、Meraz君も「アツイ~」
翌日は保津川でラフティングに挑戦激流を征してイェー、若者と付き合うのは骨が折れます。
2003年12月、第10回下痢症・栄養学アジア会議
発表のため母国バングラデシュに一時帰国、無事発表を終えたMeraz君(中央)と私費参加の星野さん。
平成15年(西暦2003年)3月卒業・修了(西川研4期生)
学部4回生 河村麻紀
一を聞いて十を知るタイプの明晰な優等生。しかし、食べ物の好き嫌いが多いので、栄養学よりも衛生学の方が自分には合っていると思って当研究室に入ってきたとの噂・・。加熱しないで食べるサラダ用野菜にO157汚染があったとした場合、安全なレベルまで汚染を除去するにはどのように処理すれば良いのか?このテーマで1年間考え、実験してもらいました。卒論の仕事内容を買われたのか、消毒薬メーカーで食品衛生のインストラクターとして元気に働いています。
学部4回生 園 歩美
修士の畑中、昨年の越智から引き継いでリステリア菌の調査研究を担当。食品工場内の汚染状況を調べ、分離菌株のDNA型に基づいて汚染源を探りました。意欲的で、数ヶ月間は土日無しで研究に取り組みました。意外にそそっかしい面があり、びっくりさせられたりもしましたが、お茶目な性格(人徳!)に誤魔化されて叱る気になれませんでした。愛すべき人柄で、昨年卒業の池元と同じ研究所で働いています。
学部4回生 戸嶋ひろ野
EAST1(研究テーマ欄参照)を産生する大腸菌を食品から見つける方法を考案し、その毒素産生量の測定にも挑戦するという困難な計画を修士の植中、Biから引き継ぎました。共同研究先の大阪府立大学との間を行き来するなど、忙しい日々でしたが、学会発表も3回こなしてベテランになりました。高校時代はハードルの選手だったというスポーツウーマンらしいスピリッツの持ち主で、修士課程に進学し、今もEAST1測定系の確立のために実験しています。
ご卒業おめでとう。左から戸嶋、園、河村。
2002年度、思い出のシーン
4年生 園さん(前列右)の誕生日を祝って集合。左から潘さん、4年生の河村さんと松崎さん(山口研)、修士1年の小川さん(山口研)と藤井君、おなじみの修士2年有川君の各面々。
2002年修士2年有川君の誕生日を祝って集結した、修士1年藤井君、同じく小川さん(山口研)、修士2年石川さん(佐伯研)。
2003年春場所を前に、相撲ファンの松崎さん(山口研4回生、関取の右)の卒論研究激励のために研究室を訪れた北勝力関と一緒に。後列左が山口教授、あとはお馴染みの面々
修士課程 Bi Ying
EAST1(研究テーマ欄参照)を産生する大腸菌を食品から見つける方法を考案し、疫学調査を実施して食品汚染実態などを解明する仕事に取り組んでもらいました。半年くらいで日本語会話はほぼ完璧、言葉の壁を克服しながら今春卒業しました。中・英・日の3ヶ国語を操れる能力を活かし、食品の貿易を扱う企業で働いています。早くも単身での出張、商談も任されるキャリアウーマンとなりました。
修士課程 有川健太郎
市立大学に来る前、私が研究所員だった頃から是非一度試してみたいと考えていた分散接着性大腸菌(研究テーマ欄参照)についての実験を担当してもらいました。培養細胞を枯らしてしまって私から叱責されたりもしましたが、基本的には実験好きな不言実行タイプ(かな?)で、当研究室では数少ない男子学生であり、私も期待しています。思った以上に興味あるデータが取れ、今春から博士課程に進学しました。
以上、(文責 西川)
平成14年(西暦2002年)3月卒業・修了(西川研3期生)
学部4回生 池元由紀子
前年の蜂尾さんに続き、腸管出血性大腸菌O157に拮抗的に働く可能性を有する菌が、私達の腸内にどれくらいいるか調べました。卒論発表ではとても分りやすい資料を準備してくれました。O157を扱った経験を買われたのか、食品を分析する研究所で元気に働いています。
学部4回生 越智桂子
研究テーマにどれくらい興味を持ってくれていたのか、淡々と実験をこなす様子からは不明でしたが、仕事振りは堅実で手抜き無く、修士の畑中から引き継いだリステリア菌のDNA型別を確実に仕上げてくれました。感謝!食品会社で品質管理を中心に忙しく働いています。
学部4回生 古川詞子
スポーツウーマンらしく体力抜群。実験が好きだからなのか、負けず嫌いで思ったとおりに行かないとムキになる性格?からなのか、「食品から目的の下痢原性大腸菌を識別し確実に分離する方法を工夫すること」というテーマに噛り付いて、実験方法の基礎となる有益なデータを残していってくれました。実験が上手く行かないときに、いつも自分なりに理由と解決方法を考えてからディスカッションにやって来る態度は立派でした。現在は食品会社でテキパキ仕事しています。以上、(文責 西川)
2001年5月 ホームパーティーの一コマ。左側から修士1年の有川、うれし泣きしてるのは修士2年の植中、右側奥から 4年生 越智、社会人1年生 畑中、4年生の古川、池元
修士課程 植中詠子
EAST1(研究テーマ欄参照)を産生する大腸菌を食品から見つける方法を考案し、その毒素産生量の測定にも挑戦するという、意義深いけれどもかなり困難な計画の最初の担当院生でした。かなりしんどい役回りにあたってしまいましたが、私の厳しい叱責にも良く耐えたので、社会に出てからも民間の開発部門で頑張っていけると期待しています。新型の食品検査用顕微鏡の開発のために、就職先の企業から派遣されて現在も当研究室と共同研究を続けています。(文責 西川)
卒業おめでとう。これでやっと、西川研から解放されて自由の身になれる!ってところが正直な感想かもしれません。
平成13年(西暦2001年)3月卒業・修了(西川研2期生)
学部4回生 蜂尾美佳
西川 談:頭の回転の速い娘でした。実験も短期間に集中して、ハラハラしているこちらを尻目にバリバリ仕事を始めました。すると非常な強運でサンプルがどんどん出てきて、結果もなかなか面白い!案ずるより産むが易しを地でいってしまいました。4月からは研究室での経験を活かし大手食品メーカーで品質管理の仕事に従事、細菌検査も担当しているそうです。その後、配属を環境対策関係に変えられたこともあって公務員に転職しました。
修士課程 畑中美穂
在学中の一言:私はリステリア菌(
Listeria monocytogenes)による水産加工品汚染実態の疫学的研究を行っていて、現時点では効率の良い検出方法を求めて研究しています。もともと基礎工学部出身とあって何もかもがはじめてで最初はとまどいましたが、あまり悪い方に考えないので(ある意味楽観的)、面白がって楽しくすごしています。研究生の長尾さんは一見おとなしそうで自分から話さない子だと思っていたら、かなり「ちゃっかり者」であり「しっかり者」でした。私の気のつかないところを静かなひとことで指摘してくれるので、良きパートナーだと思っています。
西川 談:研究室立ち上げの時期で長尾と二人だけの寂しい時期を耐え、ユニークなコンビで頑張ってくれました。卒後の進路も、「工学部出身らしくメカに違和感が無く、しかし生物も理解できる」という所が買われて医療関連の企業で開発の仕事をしています。でも、仕事はやっぱり厳しいらしい。大学院時代が懐かしいかな?そんな筈無いね!
2000年夏の講座旅行(8月7~9日)
香川県詫間町沖の粟島に行きました。4年生と修士2年生は就職活動のため残念ながら不参加でしたが楽しい思い出になりました。
粟島最高峰からの眺め。人影の少ないビーチでゆったりしました。
夜は夜光虫や海ホタルがとっても幻想的な光景を演出してくれました。
今は廃校となった海員学校跡が島の往時を偲ばせます。
明石海峡大橋には留学生もチョットびっくりかな。
平成12年〔西暦2000年)3月卒業(西川研1期生)
長尾美登理
在学中の一言:私も水産加工品からのリステリア菌(Listeria monocytogenes)検出方法の比較検討を行っています。実験は大変ですが、もともとのんびりしてる方なので、マイペースで頑張ってます。実験の合間を見つけてショッピングや映画、そして旅行にまで行って充実した毎日を送っています。
畑中さんは第一印象でテキパキしてそうと思ったのですが、実際そのとおりで頼れる姉さんって感じです。畑中さんが居るおかげで実験はもちろんその他助かっていることが多く、また楽しいです。
左に長尾、右が畑中
西川 談:平成13年(西暦2001年)3月に研究生修了。私の心配をよそに初志貫徹し厳しい競争率を突破して4月から公務員になりました。西川脱帽!